夜空は嘘をつかない

難しいことは後回し

季節巡りて、

こんばんは。そらです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アイドルを好きになって一年余りが経ちました。

と言っても私は沼に堕ちた明確なきっかけや日にちがわからないので、いったいどの時点で一年と言っていいのかわかりません。

ただ、先日ファンクラブに入会した、そしてツイッターのアカウントを作って半年経ったこのタイミングを記念としてこのブログを書きたくなりました。

アイドルを好きになって自分の中で変わったことや現在の感情を書き残しておきたい。

(後々恥ずかしくなりそう)

初回の記事と被る部分はあると思います。ご了承くださいませ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一番変わったことは

相手も人間であることを意識して接するようになったこと

です。

これだけ書くと以前の私の人間性が疑われますね……(決して変な意味ではありません)

なんというか、相手も自分と同じく人間であるということは知識として知っているけどその事実に対して実感がない、という感じでした

 

特にアイドルと言うのは『偶像』だと無意識のうちに信じ切っていたので、そこに『人間』を見出すなんて考えたこともありませんでした

ファンがアイドルを『偶像』と思うように、アイドルもまたファンのことを顔も名も知らぬ人々と捉えておりこれもまた『偶像』である、と

今になって昔の自分を見つめなおしてみるとこういう考えだったのだと思います

(過去に推していたアイドルが国民的アイドルだったこともあり、アイドルがファンを知るというシチュエーションがそもそも存在しないのです。アイドルとしての性質が違うとも言えるでしょう)

このようなアイドルとファンの構図に善悪はつけられません。こういう関係性も存在するという事実だけです。

 

話を戻しましょう。

月日が巡って出会ったアイドル。彼らのツイートやブログ、生放送を追うようになって感じたことがあります。

「彼らはひとりの人間としてオタクに接し、オタクのことをひとりの人間として接している」

アイドル自身が自らを人間として捉える。

応援してくれるその人が”ファン”という名前の誰かではなく人間としての”ひとり”であることを当たり前に思う。

それが真っ直ぐ伝わってくる言葉を彼らは伝えてくれる。

オタクとして、ひとりの人間として嬉しいです。

接触”と呼ばれる場だけでなく、ブログや生放送といった場を通してもそう感じます。

私は接触に行った回数は片手に収まるぐらいです。

けれど、アイドルに会いに行くという意味でもまた会いに行きたいし、ひとりの人間としての彼らも好きなので会いに行きたいです。

 

 ネット上で触れる彼らの言葉や接触に行くことを通して、誰だって人間であると実感しました。

例えばツイッターというネット上のアカウント同士のやり取りであっても、アカウントの向こうには必ず人間がいる。

そして、実生活でも自分に関わる人のことをより大切にできるようになりました。

人間として一番変化した部分だと思います。

 ”画面の向こうじゃない 君の目の前で 僕らは生きてる”

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ネットはひとつの場所である、と考えるようになったこと

学校や職場と同じ”場所”にすぎないんじゃないかと思います

オタク用のアカウントを作る前からツイッターは使っていたのですが、今は所在もバラバラになってしまった高校や大学での友だちと繋がるためでした

だから、ネットという場で出会うというのはこれが初めてでした

ネットで友だちができる、会話する、現場で実際に会う約束をする

どんな感じなんだろう?

 

現実世界と一緒でした。何故ならネット上で出会ったその誰かも人間だから

なんとなくこう、オタクというと互いに一線を引きあって関わるのかなというイメージがありました

でも今は人と人の関わりである以上はその本質に現実での出会いとの違いはない気がします

ネット上でも気が合う人に出会えました。同じ人を推しているとなんとなく感性が似ているのかな、誰かのツイートを読んでそう思うことがあります

顔や素性が見えないという点はあるけれど、「出会う」ことの重さは一緒だと感じています

 

ただ、ネット上で出会った人にリアルでお会いすると、その存在がより現実味を帯びるような感覚があります

好きな人をいっそう好きになる

輪郭だけでモノクロで描かれていた誰かが色づいていくような、そんな感覚です

 

 

 

顔や素性が見えないという特異性を過度に怖がる必要はないと思うようになりました。

ここもひとつの場所。ここから始まる出会いもいいじゃないか。

思えば、アイドルである彼らもネットで出会い、始まった人たちですから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自分を認められるようになった

こうじゃなきゃいけない、ああじゃなきゃいけないと感じることが多くありました

自分に対する理想が高いと言うよりかは

この集団ではこういう風な人でなければならないみたいな空気に敏感なタイプなんだと思います

大学に入ってから更に拍車がかかり、そしてそういう空気にそぐえない自分に対して苦しくなってしまいました。

でも、

それぞれの個性を認め合い輝く彼らを知るにつれて

様々な生き方を経てアイドルになった彼らを見て

”アイドルでいさせてくれてありがとう”アイドルである自分自身を認めてくれるその言葉を聞いて

こんな自分も、こんな生き方もいいかなと思えるようになりました。

”生きてるだけで大成功だよ!”

これでいいかな。だって私は生きてるんだから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ツイッターYouTube上の彼らをひとりで追いかけているだけで満足だった私が

ライブに行きたい、会って話してみたい、言葉を伝えたい

そう思うようになるなんて想像もしていませんでした。

実際に現場に行って、行けないときには悔しさを覚えて。

また会いたいな、次会えるのはいつだろうと思いを馳せるようになって。

今年の春から始まるツアーは、少し遠出をする予定です。

わずか一年でこんなに変わるなんて思いもしなかった。

こんなに沢山の幸せな出会いがあるなんて、考えもしなかった。

 

 

MeseMoa.に出会えてよかった。

これからもできる限り応援させてください。

アイドルでいてくれて本当にありがとう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一年前の自分に言うとしたら、ひとつだけ。

来年は、誕生日に一番近い日の公演に行くことを決めます。

行き先は北海道。今のあなたには想像できない遠出でしょう?

これはきっと最高の誕生日プレゼント。

 

 

ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。

そら